2024年11月22日( 金 )

福岡県日韓親善協会の定時総会と懇親会を開催

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 9日、福岡市内のホテルで福岡県日韓親善協会の2018年度定時総会が行われた。定時総会後に行われた懇親会には、福岡県の財界人および在韓団体のトップら170名が集まった。

福岡県日韓親善協会 田中 浩二 会長

 懇親会で同会の田中浩二会長(JR九州特別顧問)は現在の日韓関係について触れ、「ロシアで開催中のサッカーワールドカップで日韓の両チームが活躍した。韓国チームは惜しくも予選敗退となったが、世界ランキング1位のドイツを破った。日本は同3位のベルギーに3対2で敗れたものの、開幕前の低評価を覆す活躍を見せた。両国の活躍を見て思い出すのは2002年の日韓共同開催の時以来。思えばその時以来、日韓の交流人口が増えている」と語った。そして「2017年の訪日韓国人旅行者数は714万人、このうち約3割の220万人は九州に来ている。訪韓日本人数は230万人で、相互交流は合計1,000万人近くまで増えている」と、両国間での交流が活性化していることを喜んだ。また、田中会長は朝鮮半島情勢にも触れ、アメリカと北朝鮮のトップ会談が実現したことで、「世界の平和が前進することを願いたい」と述べた。

 会では駐福岡大韓民国総領事の孫鐘植氏、在日本大韓民国民団福岡県地方本部団長・李相鎬氏、日韓親善協会中央会会長・河村建夫氏の代理で、衆議院議員・武田良太氏(福岡11区選出)、元自民党副総裁の山崎拓氏らがスピーチを行った。

 また、今回は定時総会後、九州産業大学教授の高橋誠氏と会議通訳として活躍する辛鐘美(シンチョンミ)氏が、「日韓の違いを乗り越えて…」というテーマで対談を行った。

衆議院議員・武田良太氏

元自民党副総裁・山崎拓氏

 

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