2024年06月01日( 土 )

宗教2世団体が、宗教虐待の法整備を国に要望

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 先月、「こども家庭庁」が、「宗教2世」に対する虐待に関する実態調査結果を公表した。これを受け、宗教2世でつくる複数の団体が16日、被害救済に向けた制度設計を求める要望書を同庁に提出した。

 提出したのは、「(一社)スノードロップ」、「宗教2世問題ネットワーク」、「JW児童虐待被害アーカイブ」の3団体。

 要望では、宗教問題専用の相談窓口や支援機関の整備、宗教虐待を受けた子どもの回復に向けた支援策の検討を求めているほか、子どもの福祉に悪影響をおよぼす宗教団体への対応を可能とする法律の制定などを求めている。

 子ども家庭庁が4月に公表した調査結果は、宗教2世にヒアリングを行い、全国の児童相談所を通じた調査で、昨年9月までの1年半に47件の児童虐待が確認されている。

 一方、宗教に関連する虐待なのかどうか判断するのが難しい実態も明らかとなった。また同庁は、被害はあくまでも「氷山の一角」に過ぎないと受け止めており、今後の法整備などを検討している。

【近藤 将勝】

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