(株)データマックスから、「2008東京デベロッパーレポート」が発刊された。混迷を続ける不動産デベロッパーの動向をレポート。刻々と変化する業界動向の把握のために役立ていただきたい。
「概要」
「2008東京デベロッパーレポート」
●各社の組織構成と財務状況の分析一覧
●行き詰る不動産流動化事業
●サブプライムローン・改正建築基準法の影響
●気になる今期の売上計画
●各社グループ再編と今後の動向
●最新決算を含む過去3期分の財務諸表付き
調査対象社の紹介
アルデプロ : 社宅などの不動産再生事業から出発した業界新興企業。オフィスビルの再生・再販事業で急拡大し、全国に営業展開を果たしているアルデプロ。業績伸張も有利子負債も膨らむなど課題も抱えている。
サンシティ : 東京証券取引所第一部に株式を上場する東北地区を代表するマンションデベロッパー。M&Aにより東北から中部地方にまで営業範囲を広げるなど新たな市場開拓に努めている。
ジョイント・コーポレーション : 当社を中心にジョイントグループを形成。総合不動産グループとして幅広い事業展開を行い、創業以来22期連続で経常黒字を達成している。不動産市況の悪化により、たな卸資産・有利子負債の圧縮などバランスシートの健全化を図っている。
ユニディオコーポレーション : 戸建・マンションなどの住宅から商業施設開発まで各地に営業所を設け、幅広い事業展開を行なっていたが、不動産市況悪化により東京本社と大阪支店以外の支店・営業所を閉鎖したことで注目が集る。
ランド : 横浜市に本社を構えるデベロッパー。自社開発の分譲マンション販売を主力とし、東京都・沖縄に支店を開設している。順調に業績を伸ばしてはいるが、有利子負債も大幅に膨らんでいる。