「福岡シアトル・シリコンバレー交流推進協議会」が20日に設立される。同日の設立総会で規約や役員、活動内容を決める予定。
福岡とシリコンバレーの交流は、九州大学が2004年からサンノゼ市にカリフォルニアオフィスを開設、UCLAとの大学間交流を促進しているほか、飯塚市は頭脳集約型の企業の集積を図るため「e-ZUKA トライバレー構想」を策定、県や福岡市と共に毎年シリコンバレーITミッションを派遣するなど、経済交流や企業誘致を推進している。
同協議会は、「ゆるやかな交流推進組織」という位置づけで、多岐にわたる分野の交流をさらに活発化させ、両都市の経済交流を促進していく狙い。発起人は、福岡市長、在福岡米国領事館主席領事、福岡商工会議所会頭、九州大学総長。26団体29人が参加予定。