《「北九州市福祉事業団」とは、一体どんな組織なのだろうか?》
一枝保育所改築にあたって、本来「利用者側の立場」で建設場所を検討すべきだった「北九州市福祉事業団」について少し調べてみた。
以下、事業団のホームページからの抜粋である。
『北九州市福祉事業団基本理念』
私たち北九州市福祉事業団職員は、
ご利用の皆様の側に立ち
市民の皆様とともに
新たな発想と情熱で
一人ひとりが胸を張り
福祉サ-ビスの提供に取り組みます。
『設置目的』
北九州市福祉事業団は、北九州市と一体となって、北九州市社会福祉事業の推進を図り、広く市民福祉の向上と増進に寄与することを目的として市が設立した社会福祉法人です。
その事業内容は以下のとおりです。
(中略)
保育課はこれまで一枝保育所移転に関連して、「民営化」という言葉をよく使っているが、事業団は市が主体となって設立した社会福祉法人であり、理事も市の保健福祉局や行政関係者、議員で占められ、本当の意味での民間団体ではないことが明らかである。そして移転候補地決定には市側の意向が大きく働いたことには間違いない。
こうした市の人材を入れ込んだ偽民間団体へ、「出来レース」で公立保育所の経営が移管されているのが北九州市保育行政の実態である。
8月21日の保健病院委員会で発言した、社民党の森本由美議員は福祉事業団の理事も兼ねているが、審議に大きな影響を与える問題発言を行なっている。
その内容と事実関係を次回明らかにしよう。
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