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特別取材

【物言うサブコン】 協力体制を敷いて現状打破へ (3)
特別取材
2008年9月 5日 09:30

福岡県鉄筋事業協同組合

 コンクリートは、圧力には強いが斥力には弱いという性質を持つ。これを補強し、いわば建物の骨格・筋肉として構造的強度を作り出すのが鉄筋であり、地域の鉄筋工事業者28社で組織するのが福岡県鉄筋事業協同組合である。

 7月24日、同組合の総会・懇親会が博多駅近くの八仙閣で行なわれた。理事長の篠森義晴氏は、飾り気の無いストレートな物言いをする人物で、業界の今を憂える想いの強さと面倒見の良さとで周囲の信頼は厚い。この度、3期目の職務に就くことになり、さすがの本人も苦笑いしきりであった。

 総会では「ヤル気、負けん気、元気で難局を乗り切りましょう!」という篠森氏の挨拶に続き、組合の年間行事報告・決算報告がなされ、懇親会も含めて終始穏やかなムードで幕を閉じた。


 この鉄筋組合だが、実は対外的広報活動にも積極的に取り組んでいる。ソラリアプラザで毎夏行なわれる「博多職人展」では、夏休みの親子連れが多数訪れ、出展された鉄筋の模型を見つめている。建設業界の枠に留まらず、鉄筋工事業に対する社会一般の理解の深まりこそが業界の未来を照らしてくれる、との篠森氏と組合員の想いがそこにはある。上部団体である(社)全国鉄筋工事業協会(全鉄筋)も方向性を明確にしてきており、今後ますます活発な行動が期待される。

つづく



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