《一枝校区と移転先のあやめが丘校区の犯罪率が大きく違っていた!》
一枝保育所の仙水町への移転を急ぐ保育課と福祉事業団だが、8月の保健病院委員会で、市民の風(民主党)三宅まゆみ議員にいかにも移転先の地区が安全であるかのような「やらせ質問」をさせていたが、9月12日に北九州市が発表した各小学校校区別の犯罪発生率を見ると、移転先である仙水町が属する「あやめが丘小学校」校区の方が、犯罪発生件数、特に送迎時の女性や高齢者にとって心配な「強制わいせつ」件数が、圧倒的に多いことが分かる。
平成19年度、一枝校区の犯罪発生件数はわずか30件弱であったのに対して、あやめが丘校区では100件を超えていた。
下記サイト参照[PDF]
http://www.city.kitakyushu.jp/file/14110100/map/tobataku.pdf
戸畑区安全・安心マップを見ると、同区中央を走るバス通り・271号線から下方の地域の犯罪率がいかに低く、安全な街であるのかがよく分かる。
保育課も福祉事業団も、このバス通りを越え、犯罪発生件数の多い仙水町への移転を敢えて強行しようとしているが、地元で永年暮している人たちにしてみれば、真に犯罪が多く、危ない地域がどこか分っているからこそ、犯罪率の高さを移転反対の大きな理由として訴えてきたことが理解できる。
自分たちに都合の悪い情報は、審議の過程で提出せず、住民が反対する理由をねじ伏せようとする。そうした行政と議員の体質を変えない限り、北九州の政策審議がフェアであるとは言えまい。
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