24日、福岡市保健福祉局の恒吉香保子理事は、MAX市政ニュースの取材に対し、人工島で毒グモ「セアカゴケグモ」が見つかりながら(16日、市民の通報で発見)、市のホームページ上で香椎地区での情報しか掲載していない点について、「(人工島で毒グモが見つかったことを)出さないのはおかしいと思います」と市側の非を認めた。ただちに担当部署に指示を出すと明言した。
クモの毒性、公表渋る
しかし、セアカゴケグモの「毒性」について説明を求めたところ、要領を得ない返答に終始。乳幼児や高齢者が咬まれた場合、重症化するという他の自治体の試験結果や、毒性を公表しない福岡市の「不作為」について厳しく問いただす記者に、満足に答えることはなかった。
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