増設か新空港か(5)
福岡空港調整会議ステップ4最終報告案公表
新空港案(ステップ4で検討事項していく事項)
PIステップ3で、新空港について志賀島・奈多ゾーン(4配置案)と三苫・新宮ゾーン(2配置案)が示され、ステップ4ではこの2ゾーンを対象に具体的な滑走路配置が検討され、三苫・新宮ゾーンの「N61°E」案が新空港代表案とされた。
志賀島・奈多ゾーン「N125°E」と三苫・新宮ゾーン「N61°E」案の比較図
志賀島・奈多ゾーンの「N125°E」と三苫・新宮ゾーンの「N61°E」案に絞り込まれていたが、この「2案は甲乙付けがたく、現段階で2案の優劣を判断することは困難である」が、「アクセス、事業費の面で比較的優位であると考えられる三苫・新宮ゾーンN61°E案」に落ち着いた経過である。
「三苫・新宮ゾーンN61°E案」は、全体用地約510ha(現空港は約353ha)で3,000m滑走路が2本。事業費は約9,200億円で志賀島・奈多ゾーン案よりも約500億円安価である。平均水深が約1m浅く、空港へのアクセス費用が安価の理由となっている。また工事期間は約9年で志賀島・奈多ゾーンと同様になっている。
具体的には、滑走路処理能力は現空港の処理容量と比較して約1,47倍の21,3万回。博多駅からの所要時間は15~20分とされている(アクセスは軌道系と道路整備を前提として)。
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