10月20日、リロ・ホールディングが日本ハウズイングの筆頭株主となることが発表された。原弘産、井上投資、カテリーナ・イノウエとの間で、日本ハウズイングの「当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)」に基づく対抗措置が発動されないことを前提としている。
リロ社は生活総合支援サービス会社で、マンション管理事業を手掛けるハウズ社とは「住まい」「住環境」という点で共通しており、両社の提携によってマンション管理の枠組みを超えた、生活者のライフスタイルに合わせたサービスが提供できるとしている。
このハウズ株、原弘産がランドマークや合人社計画研究所などと熾烈な買収劇を演じたことで話題となった。買収に失敗したことで、原弘産の株価は下落。ハウズ株のその後の動向が注目されていた。
リロ社の取得株式数、取得価額および取得前後の所有株式の状況
(1)異動前の所有株式数 0 株(所有割合 0.0%) (議決権の数 0 個)
(2)取得株式数 3,977,000株(取得価額3,460 百万円) (議決権の数39,770 個)
(3)異動後の所有株式数 3,977,000 株(所有割合 27.1%) (議決権の数39,770 個)