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5、患者の命を守るためには交通アクセスと整備場所が大切です。
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2008年11月12日 11:31

 こども病院は2次医療・3次医療を行っています。患者は重症者が多く、緊急時に対応できるのかが一番の問題です。また、市内の小児科医や産科からの緊急時の搬送に時間はかけられないことは東京都の墨東病院の事例でも明らかです。時間との勝負であり、交通アクセスと距離、つまり場所が重要です。
 患者家族に対して市は、緊急に病状が悪化した場合、人工島まで「がんばって連れてきてください」という姿勢です。親ががんばって連れていくことと、遠い距離の中、子どもの命がもつかということを混同しており、非常に危険な間違った考えをしています。

 患者が小児であるがゆえ、通院する患者本人と家族、入院時付き添う患者家族にとっても交通アクセスは重要な問題です。中西南部から人工島への病院に通うことが出来ない、もしくは困難になることによって患者数が維持できなくなり、病院経営にも影響がでます。こども病院が中央部にあることで全市の市民を受け入れることができるのです。建て替え用地は福岡市中央部にもあります。現地建替えも可能、六本松はまだ交渉余地がある、当仁中学跡地は市有地で最も安上がり、田島寮跡地も可能です。平和台や須崎公園(県立美術館移転後)という声もあります。

 福岡市は人工島には鉄軌道をつなぐことを断念しました。自動車やバスしか利用できなくなり、患者・家族にとっては大変不便になります。都市高速が日常的に利用する公共の交通機関と言えるのでしょうか。また、福岡市は交通アクセスの改善策として高速道路を人工島に接続させるとしていますが、目処が立っていません。費用も300億円とも400億円とも言われており、財政負担が心配されます。見通しがないままに計画を進めることは大きな問題です。

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