水を多量に使用する事業所である病院・老健施設・学校・温泉浴場・プール・各種工場・大型商業施設などでは、水道料金を抑制するため、いろいろな対策を講じている。
水の専門業者である㈱ゼオライトによると、井戸を掘って水をくみ上げる装置を設置すれば、20%~50%も従来料金より安くなるとのことである。
ゼオライトの提案とはいかなるものか。同社は、井戸からくみ上げた水を、逆浸透膜を通して純水にし、程よいミネラルを加えてから、美味しい水を精製し提供するとしている。福岡の老舗ホテルも導入しており、各地の多くのホテルが利用、スーパーや百貨店・病院など多くの企業が高くつくばかりの水道料金を節減するため、より効果の高い井戸水に変えているのである。
ゼオライトは、水は安全が第一であるとの認識のもと、水道水より安全な水を提供している。
井戸水が、そのまま飲み水として利用できるかどうかについては、保健所のチェックを受ける必要があることは、言うまでもない。仮に利用できるとしても、食品製造やお客様に提供するための水ということになれば、自然の産物である井戸水の管理には、何かと問題が多いのが現実である。そのため井戸水を利用する場合、不純物をミクロ単位で除去する機能をもつ逆浸透膜装置が多く使用されている。
今では設備の導入も、買取りからレンタル・リースなど様々な方法でなされている。これらの設備の導入は、水道料金を節減することにつながり、企業経営の安定化に貢献している。
大型マンション等の場合も、管理組合の意思がまとまれば導入は可能であり、各戸の水道料金も安くなる。特に浴場やプールなどの設備がある大型マンションでは、メリットは大であろう。
(株)ゼオライトでは、排水の再利用システムも構築している。下水処理についてまでがコスト削減可能となり、節減メリットは大幅に拡大される。
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