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民主福岡市議団が市長選マニフェスト? 市政報告にみる不見識
政治
2009年7月17日 08:00

 福岡市議会の「民主・市民クラブ」(民主党所属市議らで構成)が配布した市政報告を入手した(下記添付文書参照)。二つ折りの文書には、各議員の活動の紹介とともに「論点解説」としてこども病院人工島移転について、都合よく正当性を訴えている。その下を見れば「マニフェスト作成プロジェクトが始動!」と書かれている。総選挙における民主党のマニフェストかと思ったら、何と「2010年市長選」と「2011年市議選」のマニフェストを作るのだという。
民主党市議団は本当にマニフェストについて理解しているのだろうか?

 06年の市長選挙で初当選した吉田宏市長は、自身の公約の大半を反故にした。吉田市長を推薦し、与党として彼を支えてきた民主市議団の責任は重大であり、まずはその反省があって然るべきであろう。どれだけ立派なことを書き連ねても、守られないマニフェストなど意味がないのだ。マニフェストは単なる選挙の道具ではないということも述べておきたい。

さらに市長のマニフェストは市長候補が作成すべきもので、市議団が作成する筋合いのものではあるまい。市長と市議は別々の選挙で選ばれるものだ。つまり地方自治体は二元代表制であることをよくよく理解すべきである。吉田市長2期目への布石なのかもしれないが、このちぐはぐさは滑稽でさえある。

 実は、この市政報告にはアンケートはがきがはさみ込まれていた。そのアンケートの内容は、さらに噴飯もの。自分たちに都合の良い答えしか出てこないような幼稚な設問と選択肢が並ぶ。次週、じっくりとそのアンケートについて検証する。


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【市政取材班】

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