福岡7区を代表する公共事業とされる「有明海沿岸道路」(以下、沿岸道路)を走った。大牟田市内のインターから沿岸道路に入ると、「地域高規格道路」の意味が実感できる。行き先までの距離を示す看板は、まさに「高速道路」で見られるものと同じ。料金所があるのではないかと思ってしまうが、通行料を取られることはない。友人から聞いていた「ただ(無料の)の高速道路」という説明に納得がいく。
「有明海沿岸道路」は、福岡県大牟田市から柳川、大川などを通り佐賀県鹿島市につながる。完成すれば、国道208号の渋滞緩和とともに、有明海沿岸部地域の振興に大きく寄与するとされる。
しかし、なぜかこの道路にも自民党・古賀誠元幹事長の名前が冠され「まこと道路」と呼ばれる。早くから計画があったこの道路を、着工に導いたのが他ならぬ古賀氏だったからなのだという。現在、大牟田インターチェンジから大川市の大川中央インターチェンジまでの23.8キロが開通しているが、工事はまだまだ続く。
沿岸道について福岡7区の有権者に話を聞いてみた。
つづく