14日、全日食チェーンの九州協同組合設立30周年記念賀詞交歓会がホテル日航福岡で開かれ、加盟店や取引先など約280人が出席した。
あいさつに立った同組合の竹田健介理事長は、「全日食チェーンはリーマン・ショック後も増収を続け、16カ月連続増収の快挙を実現した。100年に1度の不況といわれるが、これまで守ってきた地域商業の灯を消してはならない。本部・加盟店が一体になって乗り切りたい」と決意表明。
続いて齋藤充弘社長が「地域小売店が経験から得ていた顧客情報をデータベース化し、新たな顧客視点のマーケティングを展開していく」と述べた。
このあと、全日食商業協同組合連合会・渡辺正之理事長のあいさつに続き、農林水産省九州農政局生産経営流通部食品課の吉田豊課長、 (株)ミツカン・伊藤公一社長、 (株)菱食・中野勘治社長が祝辞を述べた。
カゴメ(株)・本間逸男九州支店長の乾杯で懇親会に移り、会場では取引先や加盟店の間で話が弾んでいた。
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