インターネットで健康食品や医薬品を販売しているケンコーコム(株)(東京都港区赤坂3-11-3、代表取締役社長:後藤玄利)は1月15日、同社が運営するEコマースサイト「ケンコーコム」における2009年12月分の健康食品の売上成分ランキング20位を発表した。
第1位と2位は前月同様、「ホエイプロテイン」と「コラーゲン」の順だったが、第3位には前回10位だった「体脂肪の気になる方へ」が急上昇した。同成分は一定の効能表示が許される特定保健用食品をまとめたもので、花王のヘルシアブランドが上位を占めている。
ほかにはマルチビタミンが6位、AHCCが7位、野菜ジュースが9位と健闘。血糖値抑制作用をうたう特定保健用食品グループ「血糖値の気になる方へ」が19位と初めて20位内にランクインした。(詳細はこちら)
同社は現在、昨年6月に施行された改正薬事法により、第1類医薬品がネット販売できなくなった等の制約を受けたことで、厚生労働省の省令が憲法違反だとして権利救済を求めて東京地裁に訴訟を起こしている。12月24日に結審し、3月30日に判決が下りる予定。同社は昨年6月から現在まで、今回の薬事法改正にともない少なくとも5億円の損害を出したといわれている。
【田代】
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