国土交通省は15日、緊急経済対策に盛り込まれた「住宅版エコポイント」制度の詳細を発表した。発行エコポイント数は、エコ住宅の新築は1戸あたり30万ポイント、エコリフォームは窓の断熱、外壁や屋根、床などの断熱、バリアフリー改修を組み合わせることにより最大30万ポイントが発行される。
住宅産業の需要を喚起し、地球温暖化対策と景気浮揚を同時に進めることが目的の同制度。果たして、同制度が住宅業界を含む建設業界全般の活気を取り戻す呼び水となるのか。エコポイントの発行対象となるのは今年末までに着工した物件。スピード感をもった各業者の取り組みに期待したい。
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