(株)川島織物セルコン
赤字体質から抜け出せず
日本アジア投資(株)
事業再生の道険し
■内装工事(福岡)/(有)トレード・シックス
採算割れ 破産手続開始決定 負債総額 約1億2,200万円
代 表 : 篠原 福三
所在地 : 福岡市早良区東入部8-13-35
設 立 : 2001年1月
資本金 : 700万円
年 商 : (09/3)約1億3,200円
3月5日、同社は福岡地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は桃原健二弁護士(桃原法律事務所、福岡市中央区赤坂1-7-25、電話:092-712-0339)。負債総額は約1億2,200万円が見込まれる。
■管工事(福岡)/潮管工設備(株)
採算割れ 事業停止 負債総額 約1億円
代 表 : 石松 利一
所在地 :福岡県筑紫野市原878-1
設 立 : 1976年4月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (09/3)6,323万円
弊誌2009年10月8日号「アラーム」ほかにて既報の同社は、3月5日の決済が不調に終わり、事業を停止した。関係者によると、石松代表についてのみ破産手続に入る方針とのこと。担当は前田豊弁護士(あおぞら法律事務所、福岡市中央区大名2-7-11、電話:092-721-1425)。負債総額は、09年3月期末時点で約1億円が見込まれる。
■包装資材卸(福岡)/(有)あそう商店
採算割れ 破産手続開始決定 負債総額 約1億円
代 表 : 笠原 好弘
所在地 :福岡県田川市寿町7-49
設 立 : 1992年7月
資本金 : 300万円
年 商 : (07/6)約2億円
3月1日、同社は福岡地裁田川支部より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は小坂昌司弁護士(小坂法律事務所、福岡市中央区赤坂1-16-13、電話:092-725-0030)。負債総額は約1億円が見込まれる。
■鮮魚等販売(熊本)/(株)オールフィッシュ
販売不振 破産手続申請準備中 負債総額 現在精査中
代 表 : 本告 幸志
所在地 :熊本市八島2-4-8
設 立 : 1980年9月
資本金 : 2,000万円
年 商 : (09/6)約5億4,600万円
2月27日までに事業を停止していた同社は、3月1日付で破産手続申請の準備に入った。担当は弁護士法人田中ひろし法律事務所(熊本市江越1-18-1、電話:096-312-8868)。負債総額は現在精査中。
■特集・躍進企業に学ぶ
本社機能を集約 福岡都市圏のさらなる足掛かりへ
環境施設グループ 亜細亜自動車 ライフクリエイション(株)
環境リサイクル事業や土木工事業で名を馳せる(株)環境施設。現在博多区にある本社を西区小戸地区に移す計画がなされており、5月からの運用に向けて着々準備が進んでいる。並行して、グループ会社である高級輸入車を取り扱う亜細亜自動車の販売拠点でもある。
○輸入者販売の強化と整備事業の充実へ
○亜細亜自動車の今後の戦略 拠点としての価値
○グループの得意分野 活かした戦略
○人材の育成と経理部門の強化を図る
■業界を読む
総合力なしには生き残れない 台風の目は住生活グループ
住設機器業界
キッチンやバス、トイレなど、人の生活に欠かせない水まわりの品々を提供する各住宅設備機器メーカー。しかし、(株)ミカドの破綻に象徴されるように、淘汰と再編が今や最も活発に行なわれている業界でもある。
○安売り路線に追い込まれたミカド
○「総合力」がキーワード
○王者TOTO 猛追する住生活G
○消費者の動向から占う
■企業研究
天井に近づいた地元シェア 福岡、広島へ進出
(株)丸久
山口県首位の食品スーパー(SM)、(株)丸久が新たな成長戦略を求められている。2009年2月期の経常利益率が4.72%と全国のSMでも最高水準の収益力を誇るが、地盤の山口県でのシェアはピークに近い。
所在地:山口県防府市大字江泊1936
代 表:藏澄 均
資本金:40億円
設 立:1954年3月
年 商:(09/2連結)760億400万円
○前期増収増益は確保
○県内シェア2割超す
○広島大学跡地に出店
■インタビュー
再び羽ばたく若鷹軍団 常勝に向けた育成陣の取り組み
福岡ソフトバンクホークス(株) スカウト部長 小川 一夫 氏
福岡のみならず九州の野球ファンの期待を一身に背負う福岡ソフトバンクホークス。一昨年はリーグ最下位という苦杯をなめ、奮起が期待された昨年もプレーオフ1回戦で楽天イーグルスに破れた。
○競い合う選手たち
○中期的な視点でチームを
○体系だった人材教育を
■ズームアップ
フリーペーパー受難の時代 今こそ求められる「原点」
景気悪化に伴って外食産業界の業績不振が聞かれるなか、フリーペーパーを中心とした紙媒体が苦戦している。以前は数十万円の記事広告が飛ぶように売れていたが、現在は価格の叩き合いに突入。結果として、生命線である広告収入が減少する事態に陥っている。
○数多くの課題
○「新鮮味がない」特定業種に偏った広告
○改めて考える「原点」
■企業アーカイブ
富士通恒例の“お家騒動”の元凶 院政を敷いて居座り続ける秋草相談役
相談役が社長の首を切る。恒例となった富士通名物のお家騒動だ。昨年9月に「病気療養」を理由に社長を辞任した野副州旦(のぞえ・くにあき)氏(62)が、秋草直之取締役相談役(71)らに解任されたとぶちまけたのだ。
○「従業員が働かないから」
○経営責任を取らないトップ
○ニフティとFJBが発端
○反社会的勢力は言いがかりか