27日、宮崎県は、都城市および日向市における清浄性確認検査の進捗状況について公表した。
都城市および日向市では、22日より、清浄性確認のため、半径3km以内および発生農場と疫学的に関連のある牛・豚など飼養している農家全戸を対象とする血清学的検査(抗体検査)を実施。また、移動制限区域内(半径10km以内)の牛・豚などを飼養する農家全戸における臨床目視検査を実施していた。
27日夕、農林水産省より、血清学的検査について、検査対象であった96農場について、1農場を除く95農場において陰性を確認したとの連絡があった。また、日向市では、検査対象であった全ての35農場において陰性を確認したとの連絡があったとしている。
今後の対応について、都城市では、血清学的検査により陰性が確認できなかった1農場の1頭について、同一農場の24頭で陰性が確認できていること、臨床症状を呈していないことなどから念のため再度検体を採取し再検査を行なうとしている。
これらの検査により当該牛1頭の陰性が確認され、現在実施中の臨床目視検査により、当該地域の清浄性が確認されれば、都城市を中心に設定されている移動制限区域および搬出制限区域は、7月2日午前0時に制限が解除される予定。
日向市では、現在実施中の臨床目視検査により、当該地域の清浄性が確認されれば、日向市を中心に設定されている移動制限区域および搬出制限区域は、7月3日午前0時をもって、制限が解除される予定としている。
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