24日10時、福岡市中央区天神の天神パルコ前で第一声を上げたのは、国民新党公認の現職、吉村剛太郎候補(71)。応援に自見庄三郎金融・郵政改革相が駆けつけた。
先にマイクを握った自見氏は、冒頭で消費税増税に反対の立場を表明。「9月の3党(民主・社民・国民新)合意に、消費税率5%維持と書いてある」と述べた。また、「行き過ぎた市場原理主義、規制緩和に歯止めをかける」「真の保守として弱気を助け、強気に責任をもってもらう」と連立政権における党の姿勢を説明した。
次いで吉村候補は「私以外に福岡の歴史と伝統を受け継ぎ、次世代に送る立候補者はいない」と主張。また「消費税は薬にも毒にもなる二面性のある税制だ。経済成長しているときに導入すべき」と持論を展開した。
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