26日、統合幕僚監部は、24日正午頃、海上自衛隊第13護衛隊所属の護衛艦「いそゆき」(佐世保)が、上対馬の南東約40kmの海域を南西進するロシア海軍の巡洋艦2隻を確認したことを発表した。なお、当該艦艇は、対馬海峡を南下したことが確認されている。
統合幕僚監部発表資料によると、確認された2隻のうち1隻は「キーロフ級原子力ミサイル巡洋艦」。排水量24,300トン(満水)、全長252.0m、全幅28.5m、喫水9.1mである。主要装備は、対艦ミサイル×20、対空ミサイル×16、魚雷×10~21、爆雷発射機×3などのほか、Ka-27ヘリコプター3機が搭載可能である。
もう1隻は、「スラバ級ミサイル巡洋艦」で、排水量11,490トン(満載)、全長186.4m、全幅20.8m、喫水8.4m。主要装備は、対艦ミサイル×16、対空ミサイル×8、魚雷×10などのほか、ヘリコプター1機が搭載可能となっている。
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