23日、民主党福岡県連代表・古賀一成衆議院議員の元事務所所長であった男性が、不当解雇を受けたとして、同議員を提訴したことを発表する内容の記者会見を行なった。
同会見によると男性は、2009年6月27日、衆議院議員選挙の合同選対本部事務局長および当選後の古賀議員が代表を務める事務所所長の要請を受けた。その後、7月19日に事務所所長として3年間・月給30万円の雇用契約に合意したという。
10年3月22日、同議員は解雇予告なしに口頭で男性に解雇通告を行なったという。また、解雇の際には、同議員は「確認書」なる書面に署名・押印することを懇願し、男性は要領を得ないままに署名・押印をしたとしている。
そのほか、男性の代理弁護人は「古賀議員が請求されない限り定められた賃金の一部を支払わなかったことも判明した」としている。男性は、同議員に対し損害賠償として1,140万円の支払いを求める考え。また、今後の動きについては、同議員側の回答を見てから決めるとしている。
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