(お客様の声をよく聞いて!!西日本シティ銀行さん!!)
現在、データ・マックスでは総力をあげて『ハッケヨイ、残った残った福銀:西日本シティ』シリーズを取材している。近々、連載記事を提供する。ところで筆者は「西日本シティ銀行」ファンだ。また中小企業の経営者として金融機関とに付き合いにおいて「福銀と西日本シティとが拮抗している」方が都合がよい。だが現実は金融サービスの面において福銀が二三歩先を走っている感じだ。
100社以上の企業オーナーから聞き取りが完了した。その中で経営内容の良い福岡でいえば中小から中堅に転じた企業のオーナーの意見を紹介する。久保田頭取も是非、参考にして貰いたいな。このような本音は聞けませんぞ。データ・マックスだからこそです。
なお福岡銀行はF行、西日本シティ銀行はN行としている。
A社 博多区 建設資材商社
もともとメインは合併前の西日本銀行と福岡シティ銀行でした。現在はF行がメインになっています。私が社長になってからのことです。F行さんが新規開拓に来られました。8月から10月にかけて2ケ月攻勢をかけられてきたのですが。まず提示された金利の低さにびっくりしました。1%は低かったです。これで付き合いを決断したのです。その後、いろいろな助言を頂いております。輸入をやっていますが、為替予約のやり方などは知らない事ばかりで勉強になりました。
B社 西区 電気資材販売
35年間、創業した当時からメインは西日本銀行です(現在のN行)。苦しい時から助けられている恩義がありますから、メインをチェンジすることはありません。ただF行と取引をして驚くべきことを知りました。F行さんは担当支店長で1億円の決裁を当日内にされます。それに比べるとN行は遅すぎって愕然するばかり。決裁に1週間かかります。これでは内容の良い会社はF行に棚引いていくでしょう。N行ファンとしては残念で悔しくて堪りません。
C社 南区 建設
メインは設立以来、F行です。今回も8月に私募債の切り替えでした。従来は1億円だったのを2億円で提示がありましたので提案を受けたところです。何事に迅速な対応をしてくれますからこちらも機敏に処置しています。N行はいつもF行の後を追っかけてくる感じです。同社としてはN行とも緊密な取引をして頂きたいと思っており、F行とは違う提案、アプローチがどしどし来ることを待っております。
D社 中央区 マンションデベロッパー
メインはF行です。F行とN行では銀行のカラーの違いがあります。N行は建設業者には面倒見が良いようですが、我々業界にはあまり積極的ではない感じです。F行は我々のビジネスを理解してくれているのでしょう。何事にも熱心です。単体プロジェクトだけでなく事業総体の融資をしてくれます。「そこまで考えてくれるのか」というところまで融資枠を設定してくれるのには感謝しています。
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