新聞本体が苦しいと新聞販売所にもしわ寄せがやってくる。たとえば朝日新聞の配達会社は、かつて福岡都市圏に100社内外あったそうだ。ところが現在は半減して50社内外。ある経営者はこぼす。「エリアが倍になった。たしかに売上は増えたが、経費増になって儲けはトントン。毎晩、『新聞社が一軒一軒の宅配制度を廃止するのではないか』という夢でうなされている。部数の目減りが一目瞭然。本当に大変だ」と。
業界では宅配コストの究極の手法は「朝日と宿敵・読売の共同配送ではないか」とささやかれている。
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