元人材育成セミナー講師の内海昭徳(32)氏は、アイランドシティで第一声をあげた。その後、福岡市中央区へ向かう途中、選挙カーが追突されるという想定外のハプニングに見舞われた。
事故により、予定から約1時間の遅れで天神に到着した内海氏。同地で行なった演説では「私は、斬新な経済戦略と土地戦略、アイランドシティを中核とした新産業の育成で、日本全体を牽引する新しい経済の基礎モデルを作る。この福岡が持つ可能性と潜在能力は、福岡のためだけに活かすのではない。日本やアジア、世界のために活躍することが出来る『ドリームシティ福岡』を作る」と訴えた。
また、「市民一人ひとりの力で、本当の民主主義を作っていこう。今、日本の民主主義は、一部の人間のトップダウン型の形で行なわれている。税金を納めるだけでいいのか。自らの意思で自らの街をつくっていく、市民参加型の政治に今大きな転換をしていかなければならない」とし、「人と人のアイデア、発想とひらめきが鍵になる。市民の知恵を結集して、新しい福岡を作っていくため、アイディアバンクを作る」との考えを示した。
演説後、内海氏は天神界隈を練り歩き、通行人に握手を求めていた。
【長嶋 絵美】
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