-自民党陣営なり高島陣営から、何らかの働きかけはあったのですか。
植木 まったくありません。
-告示前も含めてないということですか。
植木 ありません。
-取材では、植木陣営の方に立候補の調整をするというようなことを自民党側が働きかけているという話も御聞きするのですが、実際、植木さんも自民党に推薦状を出されたということがありますが、それでも立候補についての働きかけなどはなかったのですか。
北嶋 自民党に(植木氏の)推薦願を出したことはありません。市政各派には、推薦願を全部出しております。それからそれが働きかけと言えるのかどうか分からないのですが、各陣営から、どういう責任ある方かは確認できませんが、「何か一緒にやれないか」という話を私が頂きました。ですが、これは(植木)候補に上げる前に、実際、その方がどういう方か分かりませんし、そういうことをやれるはずもないので、私の段階で全てお断りしました。なので、(植木)候補には一切話をしておりません。
-今、おっしゃった各陣営には高島陣営も含まれているのですか。
北島 自称そう言われていましたけど、本当にそう(高島陣営)なのか分かりません。
-植木陣営からそのような話を持ちかけたことはなかったのですか。
北島 私どもの方からは、持ちかけることはありませんし、実際そのようなことは一切行なってません。
-選挙戦を撤退する決断をする前に、身近な支持者や陣営幹部の人に相談して決断したのですか。それとも、御自身のなかで決めてから説明をなさったのですか。
植木 この3人(植木氏、北嶋氏、山崎氏)で決めまして、後は相談しておりません。
-それは、けさ(9日)の時点で決断なさったということですか。
植木 そうです。
-「以前から何度も決断を迷われた」と言われていましたが、けさ(9日)以前にも同じような会談を持たれたということはあるのですか。
植木 ありません。ただ、自分の心のなかでは、突き進むのと、それから常に周りの状況を見ながら、やはり支持者の方に迷惑を御掛けしたくないというなかで、いろいろ心のなかでの調整をしてまいりました。
-政党の支援・支持などがない場合は、こういった厳しい戦いになるということは立候補する前の段階から気づかれていましたか。それとも、それは全く自分の力で何とかなると思われていましたか。
植木 あの、一応予測はしておりました。いろいろ聞いてもおりました。ただそれが、より自分が思っている以上に厳しいものであったのは事実です。党首クラスが両方(高島陣営、吉田陣営)ともドンドン、こんなに来られるのかしらと。それから、しめつけ。そういうものも、かなりありましたので、票の伸び悩み、然もありなんと、という感じもありました。
-「しめつけ」とおっしゃいましたが、具体的にどのようなことですか。
北嶋 私たちがまわっておりまして、正直言って政党の候補が決まる前と後で行ったのでは、やはり応対が違いまして。政党の支持がはっきりした後は、わが陣営にはかなり厳しく対応した団体や組織がありました。
-すでに期日前投票で植木さんに入れられている方もいて、そういう方は吉田市政を倒すためというよりも、植木さんの「女性初の(市長という)訴え」に共鳴されて(票を)入れられていると思いますが、それについてはどう考えていますか。
植木 本当に申し訳ないと思っております。たくさんの方が、そのようなことを言って頂けるのですが、これがこのまま私が選挙戦を続けたとしても、その票が生きる訳ではないというふうな結論を出しましたので、このような決意をしたわけです。
ただ、皆様のそのような気持ちは、これからも何らかの形で御答えしていくべきだと思っています。
-何らかの形というなかに、今後政界へのチャレンジは含まれるのですか。それか、市役所に関わっていくことも含まれますか。
植木 今は、何も考えておりませんが、私は文章を書くことは出来ますのです、文章を書いていくなり、お話をしていくことなりを通じまして、このような経験というものをもっともっと身近に市民の方々にお伝え出来ればな、というふうに考えています。
-先ほど、高島さんを明確に支援するのではなく、保守票が高島さんに流れるということを期待されての撤退と私は理解したのですが、このタイミングで辞められるということは逆に自民党との取引きなどで、植木さん事体の票が反高島、吉田さんの方に流れてしまうということも考えられないですか。
植木 そこまでは...
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