きょう(6日)、福岡市議会の議員総会で吉田宏市長の退任あいさつが行なわれた。1期4年の吉田市政が終わりを迎える。
吉田市長はどこかすっきりとした表情で、4年間の市政を振り返った。
吉田市長は集まった市議会議員に対し、「この4年間、あの時こうすれば良かった、ああすれば良かったと悔やまれることもある。しかし、ここにいる議員さんには、私の『いろんな人の話を聞いてきた姿勢』は分かってもらえると思う」と述べたうえで、「4年間しっかり仕事をしたと胸を張れる」と語った。
退任後については、「4年間で福岡がもっと好きになった。明日からは、違う道を進むが一市民としてより良い福岡に貢献していきたい」と、述べた。
傍聴席からは「胸の張れる仕事とは何だったのか、それを皆に分かりやすく伝えて欲しかった。残念です」(20代女性・会社員)との声が。また、退任について「単身乗り込んだ福岡市役所にはさまざまな苦労があったと察する。期待していただけに、名古屋の河村たかし市長のような戦う姿勢を見せて欲しかった」(50代男性・会社役員)といった、ご意見がNET-IBニュースに寄せられた。
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