9日、告示された阿久根市長選に立候補した無所属の竹原信一前市長(51)は、選挙事務所前につめかけた阿久根市民を前に第一声をあげた。
竹原氏「みなさん、メディアの人がこんなにたくさん来ています。これは全国が注目しているということです。阿久根市民はこの試練を乗り越えることができるかと全国から見られている。
私が目指してきたことは、市民のみなさんが社会の現実・真実を知っていただく、そして自分たちがそれを担っていくということです。
学校でも新聞、テレビからも社会は一応まともなかたちで動いているという風に教わって習ってきた。ところが全然違う。市民のために働くはずの公務員は、自分たちがどれだけ給料をもらっているかを隠し、そしてその特権をさらに拡大しようとして、あらゆる方法で手をつないでいる。また、政治家はその公務員団体全体からの圧力にいつも負けて、裏で手を握ってきている。市民のために働くはずの人たちが、真正面からみなさんを利用する側になっている。このことを知っていただきたかった。
なんでこのようなことになったか。それは選挙のとき、私たちが自分のために投票してきたからです。投票というのは、一番大事な、とても大事な公の仕事です。自分のためじゃなくて社会全体のために働いて欲しい。そういう気持ちで投票すれば、その政治家は自分をおいて社会のために働いたはずなんです。どうすれば社会が良くなるか、それは市民が全体のためにあろうとする気持ちになることなんです。政治家も公務員も市民のなかから生まれます。市民全体が公のことをひたすら考える状態になれば、どのような人間が市長になろうが議員になろうが公務員になろうが良い社会になるんです。
ひとりひとりが全体のことを考える。そして次の世代のために今、我慢しよう苦労しようという気持ちになれば、素晴らしい阿久根市、素晴らしい国になります。私たち自身が苦労を引き受けましょう。頑張りましょう!」。
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