16日、投開票が行なわれた阿久根市長選で、リコールによる失職を受け、再選を目指した前市長・竹原信一氏(51)は、864票差で惜敗する結果に終わった。開票が終わった後、詰めかけた報道陣の前に姿を現した竹原氏は、マスコミの取材に対し以下のようなコメントを述べた。
記者「今回、負けた要因は」。
竹原「彼ら(職員組合)の人数、力におよばなかった」。
記者「専決処分が独善的だとされたが、それが選挙結果に影響したと思うか」。
竹原「報道が選挙結果に影響した」。
記者「市民が成長する良い機会だったと思うが市民は成長したのか?」。
竹原「成長した部分もあれば、騙された部分もある。(質問した記者に向かって)あなたのように」。
記者「仙波さんが来られたことに対して、市民が離れていったこともあったと思うが。もう少しこうしておけば良かったということもあるのでは」。
竹原「これまでやってきたことに関してはそのように思いたくない。勝った西平さんには、市民を突き放すことだけはやめてくれといいたい。とくに(職員)組合に対してそう言いたい」。
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