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福岡への提言

対等な立場を確保して福岡に発展を~徳永綜合法律事務所・徳永弁護士
福岡への提言
2011年1月27日 14:00

弁護士法人 徳永綜合法律事務所 弁護士 徳永 亮二

<顧客企業からのさまざまな案件に柔軟に対応>

新事務所のある「博多リバレイン」 2009年6月、博多リバレインに事務所を移したばかりの「徳永綜合法律事務所」。その主要顧客は地元企業。専門分野は商事・民事・刑事などだが、企業から持ち込まれる案件はさまざまなものがあるため、案件ごとに柔軟な対応をしている。
 「事務所としては何百何千の案件のひとつであっても、依頼主にとっては今、抱えている大きな不安だったり、心配事だったりするわけです。当たり前のことですが、クライアントとは一対一できちんと対応することを大切にしています。しかしながら案件のなかには明らかに相談者に不利になるといいますか、相談者が傷つくケースもあるわけで、そんな場合は顧客にきちんと説明した上で、案件の相談を断ったりするなど、それ相応の対応をさせていただきます」と話す徳永弁護士。日頃から依頼主サイドに立ったサービスに徹している。

<マイナーを知らず多様性を失った福岡>

 大学から上京し、社会人や弁護士としての経験を積んだ後、九州に戻ってきた徳永弁護士は、福岡の長・短所を客観視している。
 「福岡は、東京や世界の都会に比べて田舎です。数で表現できるものはひと桁・ふた桁は違います。福岡は東京と同じ、あるいは同じレベルを目指すと口では言いながらも、実際のところ、現状に満足しているところがあるのではないでしょうか。阿蘇山や久住山しか知らない人は、その山を一番高いと思ってしまう。富士山やエベレストを知らなければならないのです。そして、もっと高みを目指すのであれば、せめて東京と同じレベルで文化流通をしていかなければなりません」。(徳永弁護士)
 徳永弁護士の言う文化流通とはどういうことだろう。マスコミを例に考えてみる。通信がこんなに発達している時代なのに、雑誌の発売日が2~3日遅れる。テレビに目を向けると、ほとんどの番組が東京制作。ローカル局が制作する番組でも、新しいレストランが開店したなどのグルメ番組が大半だ。「特にプライムタイムは100%と言っていいほど、番組が東京で制作されているものです。つまり福岡の情報は、東京のコントロール下で流れている。あるいは東京のフィルターを通してしか、情報が福岡に流れてこないのは大きな問題だと思います。地方局制作の番組でグルメ紹介ばかりを見たいわけではないのです」と徳永弁護士は力を込める。
 「たとえば、服について考えてみましょう。東京には特定のファンにしか受けない個性的な服もたくさんあって多様性があります。しかし福岡のショップでは、東京のフィルターを通って、運ばれてきた売れ筋商品が並んでいます。そのためマイナーな服が欲しくてもなかなか入手できません。逆の見方をすれば、人気商品だけが選別されて来る。あるいは東京で流行ったものがアウトレット的な価格で入ってくるということは言えますけどね」。徳永弁護士の話す「服」を「情報」に置き換えてみると、福岡が抱える問題はわかりやすい。
 そして、徳永弁護士は「東京と対等になるには受け身ではなく、積極的に奪取する心づもりで臨むべきです。文化や情報は東京と対等の立場を確保しておかないと、福岡の発展は無いと思います」と警鐘を鳴らす。

<プロフィール>
徳永 亮二(とくなが りょうじ)徳永 亮二(とくなが りょうじ)
1955年佐賀県武雄市生まれ。武雄高等学校、東京大学卒業後、化学メーカーに就職。30歳で退社し、弁護士を目指す。独学で勉強後、34歳で司法試験合格。東京の弁護士事務所での勤務を経て、95年4月、「徳永綜合法律事務所」を福岡市大手門で開業。09年6月、事務所を現在地に移転する。

<事務所概要>
弁護士法人 徳永綜合法律事務所
代表者:徳永 亮二
所在地:福岡県博多区下川端町3-1 博多リバレイン11階
設 立:1992年4月
TEL:092-291-8671

※本稿は以下の書籍に掲載されています。

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