西日本国際教育学院(宮田義塾グループ)CEO兼理事長 宮田 道郎
<教育はいかなる者にも平等 発展途上国への教育支援を展開>
留学生へのより質の高い日本語教育を実現するためには、日本語教師の育成が不可欠だ。そこで、外国人の日本語習得に情熱と力を注ぐ教師を学院内で育成するため「日本語教師育成講座」を開講。年齢や経験に関わらず、「海外で日本語教師をしたい」「転職、第2の人生を...」といった考えを持つさまざまな世代の受講生が在籍している。さらに2009年、元キャビンアテンダントで現在はマナープレゼンテーションマスターとして活躍している西藤孝子氏によるグループ全職員を対象とした「社員接遇研修講座」を半年にわたり開いた。
宮田理事長は「これまでの日本語学校は、日本語の教育だけを施してきました。しかし、知識教育は各母国で受けています。その知識を共通認識してもらうための道具として日本語があるのです。もはや、日本語学校が日本語だけを教える時代は終わりました。日本そのものを学生たちに理解してもらうことで、日本で大いに活躍してほしいと思います。そして、学生たちが日本をもっと好きになってくれれば、彼ら自身の将来にきっと役立つでしょう」と総合教育の必要性を訴える。
最近では中国の大学進学率が上がり、日本に行く学生も減っているなか、大連、瀋陽、西安、長春、杭州などの大学7校と姉妹校協定を結んだ。各大学に教材の提供と日本語教師の派遣という両面から、日本語教育を受けやすい環境を作っている。
さらに、2009年9月に内閣府より法人認証を受けた「NPO法人国際教育支援機構」は、教育発展途上国の子どもたちが平等に教育を受けられる社会づくりに寄与することを最大の目的として設立された。具体的には、(1)海外における学校設立(建設)、(2)教育カリキュラムの作成、教材(書籍・VHS・DVDなど)備品、文房具、制服などの無償提供もしくは販売、(3)海外での里親制度の構築、組織設立、広報・啓発活動の事業―などがある。
なかでも、ネパール、ベトナムにおける「里親制度」が目を引く。日本国内で里親を希望する会員を募集し、海外の貧しい子どもたちに対して月数千円の支援で学校を卒業するまで世話をするという制度だ。宮田理事長は「教育はいかなる者にも平等」という自らの信念に基づき、「日本にいながらにして、少額の教育支援金で貧しく学校に通えない子どもたちの支援ができるこの制度を、より一層強化していきたい」と意気込む。
<プロフィール>
宮田 道郎 (みやた みちろう)
1947年4月熊本県生まれ。72年東和大学工学部卒。92年1月、東和国際教育学院を設立。03年、西日本国際教育学院に改称し理事長に就任。同学院を中核に㈱宮田義塾、日本語教師養成校、(株)ライフシステム、(株)ファインプロデュース、WJT事業協同組合でトータルスクール宮田義塾グループを構成。宮田理事長が同グループの総帥を務めている。
<会社概要>
西日本国際教育学院
代表者:宮田 道郎
所在地:福岡市南区塩原4-17-17
TEL:092-541-8450
FAX:092-553-0336
URL:http://www.niei.jp/
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