「なぜ、テムザックの災害用ロボットが原発事故の復旧に投入されないのか?」という話が、ブログやツイッターなど、ネット上で話題になっている。注目されているのは、福岡県宗像市に本社を置く(株)テムザックが2007年に開発したレスキューロボット「T-53援竜」だ。
テムザックのロボットは、自分で動きをコントロールし、遠隔操作が可能な自律型。つまり、放射能の濃度が高く、人間が立ち入ることができない場所でも、ロボットなら作業が行なえる。この発想から、ネットで話題になっているようだ。
同社は、介護用ロボットにおける高い技術力ですでに海外からの引き合いも来ている。ところが、本拠地を置く日本ではパッとしない。というのも日本では、テムザックが開発する介護用やレスキュー用の自律型ロボットを重要視していないからだ。
関係者は、「当然、原発事故の復旧に関する話は出てなくもないが、依頼する側に『大手企業のプライド』があるのだろう。現状では、中小企業が参入していくのはなかなか難しい」と、ため息まじりに語った。
今こそ、テムザックの技術力の真価が発揮されるときではないだろうか―。
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(株)テムザック
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