「潜在意識を向上し、運を呼び込め!」
パソナソフトバンクおよびベネフィット・ワンでそれぞれ株式上場を果たしたカリスマ経営者として知られる、(株)アッチェ取締役会長の南部恵治氏。これまでのキャリアをもとに、水素を通じた健康産業市場に参入した同氏に「勝ち組」「成功」のポイントについてインタビューを行なった。
<「勝ち組」論理の流れはマーフィーの法則が基本>
―南部会長は、2度の上場を果たした「勝ち組」経営者として知られています。講演の依頼も多いのではないですか。
南部 依頼は非常に多く、よく「ひとり1万円の会費で集めるから講演してほしい」といった話を多くいただきます。ですが、基本的に私は講演をボランティアとしてとらえていますので、有料の講演についてはお断りしています。
―事業経営において、「マーフィーの法則」を基本とされているようですね。
南部 そうですね。事業における「勝ち組」の論理の流れから言えば、この「マーフィーの法則」における理論は正しいと思っています。昨年10月、ジョセフ・マーフィー財団から講演依頼をいただきました。財団の主催で私の講演を行なうことができたのは、マーフィー理論が大好きな私にとって最高の喜びでしたね。
ただ当初、講演は有料の予定だと聞いていたため、私からのお願いで無料にし、さらに私の書いた本『勝ち組の共通項~人生ゲームを楽しくあがる77の習慣』を聴講者の方に配布させていただきました。講演では、「運のつかみ方(勝ち組の共通項)」をテーマに、私なりに解釈するマーフィー理論と、これまでの事業実現についてお話させていただきました。
私の考えは、潜在意識のなかですべての人と将来は絡み合い、「潜在意識を引き上げ、運を呼び込めば、皆さまも成功者になれます」というイメージですね。そのひとつとして、弊社の水素事業があります。
【文・構成:小山 仁】
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※著書のプレゼントは定員になりましたので、受付を終了しました。
<プロフィール>
南部 恵治(なんぶ・けいじ)
1949年大阪生まれ。関西大学工学部化学工学科卒業。イギリスEJEF校卒業。東京商工会議所1号議員。82年、パソナに入社。翌年より同社初の海外支店となる香港法人の社長に就任。その後、香港ポスト社長などパソナグループの関連会社の代表者を歴任、パソナ常務取締役を経て、96年パソナソフトバンクの代表取締役社長に就任。99年6月11日に人材派遣業界で初のジャスダック上場を果たした後、福利厚生事業で急成長したベネフィット・ワンの代表取締役会長に就任。03年9月17日に同社をジャスダック市場に上場させる。現在、アッチェ取締役会長。
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