福岡県生コンクリート工業組合によると、2011年4月度の生コン出荷実績は以下の通りである。
福岡県全地区出荷量 23万2,903m3 [前年同月比 99.7%]
また、各地区の出荷量は以下の通り。
福岡:82,949m3 [同比 97.3%]
北九州:56,763m3 [同比 102.1%]
筑後:43,793m3 [同比 109.9%]
京築:15,666m3 [同比 124.7%]
田川:11,475m3 [同比 74.3%]
飯塚:11,228m3 [同比 88.6%]
両筑:11,029m3 [同比 92.1%]
同組合は、「とくに大口案件はない。市況は底を打ったという感はある。民需が前年同月比113.7%とやや回復傾向にある。小口案件が数多く集積している状況。一方、官需は前年同月比78%と下降傾向が続いております」と現況についてコメント。
回復傾向というより、前年度が低水準の数値であったこと。よって市況は、楽観視できない状況下であることは変わりない。
【河原 清明】
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