記事「適正価格はいくら?~2,000円超の選挙ポスターへの疑問」について、岩木様よりいただいたご意見メールを紹介いたします。
私はポスターを制作する者ですが、上限額ギリギリで請求している議員は、ほぼ間違いなく不正を行なっていると言っていいです。印刷費の相場からして、今どきポスター1枚の値段が数千円なんて絶対ありえません。
私も以前、ある議員の会計担当から、ポスター1枚の単価を操作(水増し)して、上限ギリギリで市に請求して、純粋なポスター代との差額でその他の印刷物(後援会リーフレット、後援会ハガキ、名刺など)をまかなうやり方でやってもらえないか、と相談されました。
私は、まっとうなやり方ではないと感じたので、信頼のおけるベテラン議員に相談したところ、やはり問題有りという答え。
「水増し請求はしない」宣言をしたところ、「慣例になっているので問題ない」、とまったく引く様子がなかったので「では、マスコミに公表します」と言ったところ、急に態度が変わり、「自分たちが間違っていました」と謝って来ました。議員たちも、印刷業者も悪い事だと分かってやっている。選管も見て見ぬふり。それが何十年も続いています。
今回の福津市のニュースで、やっとメスが入ったか、という感じです。もっと全国的に調査が入るといいのですが。今ごろ青ざめている議員は全国に数え切れない程いると思いますよ。
今回NET-IBさんでも記事になっていたので、よくぞ書いてくれた!と嬉しくてメールしました。そして是非、続編を書いて下さい。期待しています。
【岩木】
貴重なご意見ありがとうございましました。
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