2008年9月に起こったリーマン・ブラザーズの破綻は、不動産・金融危機は日本経済に直下型とも言える激震を与えた。とくに建設業界は、いまだにその影響が残っていると言われる。福岡地区においても、投資・分譲マンションや商業ビルなどの物件の開発ベースの鈍化を招き、依然として回復基調となり得ていない。このような状況下で、マンションなどの給排水設備や空調設備を手掛ける設備工事業も伸び悩む市況の煽りを受け、厳しい競争に晒されている。今回、設備工事業を手がける福岡地区の10社の現状をもとに、業界を観察してみる...(⇒つづきを読む)
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