(株)ハーバーハウス
食中毒事故発生
(株)九美堂
市場環境の厳しさに立ち向かえるか
■土木工事ほか(福岡)/(有)箕面組
受注不振 破産手続開始決定 負債総額 約1億円
代 表 : 中原 成仁
所在地 : 福岡県京都郡みやこ町犀川大坂1194-1
設 立 : 1996年1月
資本金 : 4,000万円
年 商 : (10/4)約1億5,000万円
5月30日に福岡地裁行橋支部に破産手続開始を申請した同社は、6月9日に開始決定を受けた。申請代理人は中尾晴一弁護士(京築法律事務所、福岡県行橋市大橋1-5-3、電話:0930-25-2147)。破産管財人は野中貞祐弁護士(野中貞祐法律事務所、福岡県行橋市西宮市2-172-2、電話:0930-26-5580)。負債総額は約1億円が見込まれる。
■医薬品販売(大分)/(有)トップ薬品
資本過小 破産手続開始決定 負債総額 約3億円
代 表 : 大塚 哲也
所在地 : 大分市奥田田中町827-1
設 立 : 1994年3月
資本金 : 300万円
年 商 : (10/6)約3億3,000万円
6月6日、同社は大分地裁へ破産手続開始を申請、同8日に開始決定を受けた。申請代理人は麻生昭一弁護士(麻生法律事務所、大分市中島西3-2-26、電話:097‐534-2600)。破産管財人は北園勝蔵弁護士(北園勝蔵法律事務所、大分市中島西1-4-18、電話:097-536-2044)。負債総額は約3億円が見込まれる。
■電気機器製造(北九州)/エコロジスタ(株)
販売不振 事業停止 負債総額 約3億4,800万円
代 表 : 久岡 貴弘
所在地 : 北九州市八幡西区船越3-4-32
設 立 : 1979年12月
資本金 : 4,600万円
年 商 : (10/10)約7,000万円
5月31日までに事業を停止した。法人の法的処理は費用不足のため見送り、代表者個人のみ破産手続申請準備中である。担当は上鶴和貴弁護士(かみずる法律事務所、福岡市中央区大名2-11、電話:092-739-0330)。負債総額は約3億4,800万円が見込まれる。
■コンクリート工事(北九州)/九州躯体工事(株)
受注不振 破産手続開始申請 負債総額 2億6,310万円
代 表 : 芳賀 健二
所在地 : 北九州市八幡東区春の町2-9-9
設 立 : 1967年11月
資本金 : 2,300万円
年 商 : (10/4)約4,800万円
6月7日、同社は福岡地裁小倉支部に破産手続開始を申請した。申請代理人は尾崎英弥弁護士(おりお総合法律事務所、北九州市八幡西区南鷹見町15-20、TEL:093-692-5366)。負債総額は2億6,310万円が見込まれる。
■総力取材・「成熟都市」上海の今
パイオニアに訊く 中国における『木造住宅』の可能性
住友林業グループ
パラゴン木製品(上海)有限公司 総経理 藤代 尚文 氏
急激に発展する経済に合わせて、急ピッチで開発が進む人口2,300万人の大都市・上海。鉄筋コンクリートの高層マンションが天を覆うほど連なる上海へ、住友林業が進出した。同社のグループ会社であるパラゴン木製品(上海)有限公司が、中国における木造住宅の分野で著しい成長を遂げているというのだ。今回は、パラゴン社の藤代尚文総経理に、中国における住宅市場の状況、木造住宅の可能性について話をうかがった。
○中国で新市場を切り開く
○前向きな地元デベロッパー
○新進出の可能性は高い
■総力取材・「成熟都市」上海の今
急拡大するか? 中国の木造住宅市場
住友林業の現地子会社であるパラゴン社(上海市)は、上海市の大規模開発プロジェクトや江蘇省揚州市の木造団地プロジェクトなどへの参画を進めている。パラゴン社の業績も急激に伸び始めており、日本企業には、中国での木造住宅市場拡大への期待が高まっている。今後、中国の木造住宅市場は急拡大する局面に入るのだろうか。
○コンクリ、レンガ造りが主流の市場へ参入
○不動産・住宅市場につきまとうバブル懸念
○日本の木造住宅が魅力的なコンテンツに
■総力取材・「成熟都市」上海の今
今後の都市開発で注目される高速鉄道と万博跡地の動向
国の威信をかけた中国初の万博開催の成功は、北京オリンピックに続いて国内外に大きくアピールすることができた。これは、経済大国として大きな通過点でもあると言える。次は、終了した万博跡地の再開発が注目されるのは必至。今回、その現場に足を運んでみた。一方で、構想から数十年かけてようやく実用化に踏み出した日本の「中央リニア新幹線」に先駆けて、すでにリニア方式で運行している「上海トランスラピッド」。以前は北京間を結ぶ高速鉄道として期待されていたが、果たしてそのスピードと乗り心地はいかに。
○立入禁止の万博跡地 再開発へ足踏み?
○計画プランの草案がようやく発表される
○国の威信をかけたリニア構想
○低下しつつあるリニアの優位性
■総力取材・「成熟都市」上海の今
サービスの商品化に本腰 消費者は混沌から成熟へ
商売に長ける民族と評される一方で、「サービス」に対しては酷評されることが多かった中国。上海流通業界では日本や欧米の価値観を柔軟に取り入れて急激なレベルアップが進んでいる。巨大市場のレベルの高い消費者がふるいをかけている。
○ウォルマートで「事件」に遭遇
○向上しつつあるサービス意識
○名前でなく品質で見極める目
■総力取材・「成熟都市」上海の今
日本製食品の安全神話は崩壊か カギを握るのは中流層
東日本大震災の影響による東京電力福島第一原発の事故が発生し、まもなく3カ月が過ぎた。この間、中国人観光客が激減したことは大きなニュースとなった。日本政府観光局によれば、2010年4月に中国から日本へ観光目的で来日した中国人は15万788人、対して震災直後の今年4月に訪日した観光客は7万6,200人と、約半分まで減少している。影響は深刻だ。観光客の減少もさることながら、中国現地で日本製品はどのような扱いを受けているのだろうか。
○かなり落ち込む日本製食品の売上
○中国人も商品選びで疑いを持つ
○店頭から消えた日本製の乳製品
○日本のココイチは現地感覚で1皿2,000円
■総力取材・「成熟都市」上海の今
国内DgS大手、中国へ本格参入 医薬品規制で化粧品・健食に商機
大手小売店やコンビニ(CVS)など、日系流通企業の中国展開が続くなか、ドラッグストア(DgS)業界もそれに追従するかのように中国での市場開拓を図る動きがある。その急先鋒となったのが「ドラッグセガミ」を展開する大手DgSの(株)ココカラファイン。現地の法規制で医薬品は扱うことが難しく、化粧品や一般食品、健康食品を主力に販売を展開している。
○セガミの店舗の様子
○ワトソンズに食い込めるか