上海でトラウマを作り、中洲大通沿いに出没する中国人のマッサージ屋さんとなるだけ距離をとって歩くようになった。14万円(約1万元)という法外な請求は回避したものの、少なからず財布事情にダメージを受けている。
最近、中洲大通では、東日本大震災の義援金を集めているボランティアの方々が街頭に立っている。中洲の店でもそれぞれ募金活動を行なっているところは少なくはない。たとえば、美味しい焼酎を1杯1,000円でお客さんに飲んでもらい、その売上をすべて寄付するなど、飲み屋ならではの内容もある。
自身もボランティアとして、同震災の被災地へ支援活動に行き、現在も街頭の募金活動に参加しているMLHグループの土屋社長も、自分の店で東北地方支援のキャンペーンを始めた。それは、東北(宮城県・福島県)で作られた日本酒を無料で飲み放題にして、どんどん消費し、経済的に復興を支援するというものだ。6月1日から15日まで、「club月の雫」(福岡市博多区中洲2-5-20第6ラインビル7F)と「ニュークラブ サントノーレ」(福岡市博多区中洲2-5-13第2ラインビル4F)で始めて、なかなか好評だという。
さっそく、飲むと悪酔いするものの実は日本酒が大好きな小生も、日頃鍛えた肝臓を頼りに"支援活動"に参加。「club月の雫」の自称・お酒には強くないという瞳さんを相手に、杯を重ねた。やはり、東北のお酒は美味しい。花見シーズンに、東北の酒蔵が、花見の自粛を懸念していたという話があった。義援金や物資、人的な支援も重要だが、被災地の人々が経済的に自立していくための支援も必要になってくる。まだ2店舗だけの取り組みだが、酒の大消費地である中洲で、このキャンペーンが広がれば、大きな経済効果を生むのではないだろうか。
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