福岡地区生コンクリート協同組合と飯塚地区生コンクリート協同組合の4社4工場(筑前生コンクリート(株)、西田工業(株)、麻生筑豊生コンクリート工業(株)、福岡生コンクリート(株))が合併し、広域化することが判明した。時期については6月中という話も浮上しているものの、「この夏までに決まれば良いでしょう」という関係者のコメントもあり現況では、流動的である。
飯塚地区生コン業界関係者によると、「販売価格を10,500円/m3へ戻し、各社経営の健全化を実施することが大きな意義目的」とコメント。アウトサイダーの(株)坡平産業については、「福岡協組と連日協議しているようだ。様々な条件面でのやりとりで、綿密に打ち合わせしているようである。この度の広域化の話は、福岡協組が取りまとめている」いう。福岡地区協組に取材したところ「現在、協議中でコメントできません」と述べるに留まった。坡平産業の組合加入については、現況では未知数である。ただ、同社に加入してもらわねば、販売価格の正常化は夢物語となるであろう。
詳細が判明次第、続報を発信する。大願成就なるか、福岡地区生コン協組の動向に注目である。
【河原 清明】
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