<突然抹消されたブログ>
管財人から管理業務を引き継いだコミュニティサービス、あるいは既存の管理会社の何が問題だったのか――。
コミュニケーションがうまく取れなかったことについて同社は「当初はこちらの担当者に問題があると思った」と振り返る。担当者が電話で連絡がつきにくいことについて「『お前が悪い』と叱責をしたりもした」という。そして、そこで担当者変更などの対応を取ったが、「ブログを見ると弊社が長く連絡しなかったことにされていた」という。
同社は、「その時に当初から意図を持って動かれていたと悟った」と振り返る。そして、「一生懸命仕事をしていた社員に申し訳ない」と担当者を叱責したことを悔いている。
一方のI氏は、取材依頼に対して「答える必要はない」と拒否の姿勢をつらぬいている。そして、コンタクトを試みた日に突然I氏のブログの記事の中身すべてが抹消されていた。
なお、I氏はシックスの破綻後にコミュニティサービスへ提案を持ちこんでいたことが判明している。
【鹿島 譲二】
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