1953年(昭和28年)、住友金属工業が小倉製鋼を吸収合併し同社小倉製鉄所が発足。和気耐火工業は住友金属工業の出資を引き続き受け、その関連企業となる。
しかし産業再生法の適用を受けている住友金属工業は、和気耐火工業を救済することはできなかった。これを引き金に小倉興産の売却を急ぐことになる。
和気耐火工業の跡地には、現在財団法人平成紫川会が運営する社会保険小倉記念病院が(2010年12月27日)オープンしている。
新病院は総合病棟(地上13階建)と心臓血管病センター(地上10階建)。
・総事業費: 約380億円
・敷地面積:27,615m2
・建築面積:17,887m2
・延床面積:86,321m2
【北山 譲】
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