今年（2011年）９月３日から６日の４日間、中国の大連世界博覧広場および大連星海会展センターで、「中国（大連）国際服装紡織品博覧会」（CIGF）が開催される。CIGFは唯一国務院承認された国家級の紡織品専門展示会で、過去20年間の間、海外ブランドが中国市場に進出するための「コア・プラットホーム」としての機会を提供してきた。海外50カ国から1,000以上のブランドがCIGFに参加し、600のブランドが中国市場への進出を果たしたと言われている。

　展示規模としては、専門コーナーと小売コーナーの２部門に分かれ、展示面積は４万平方メートル、1,500個のブースを用意。予定されている出展企業数は800社、専門業者の参加者は3万人、そのうち海外企業30％、国内企業20％、大連地方企業で20％が想定されている。紡織品とアクセサリー、付属品などは各30％になる見込み。

　実際に展示だけでなく商談もその場で直接行なうことが可能。したがって日本企業にとっては、中国でどのような商品ならば売れるかというマーケティングもでき、中国進出への準備という点でも有効に活用できる。

*記事へのご意見はこちら