福岡・博多を代表する産業である明太子産業。辛子明太子の全国生産量のうち、約80%が九州地方で生産されているといわれる。
2008年12月に明太子業者㈱博多まるきた(本社:福岡市西区)が民事再生法を適用したほか、(株)徳永(福岡市南区)、(株)平塚明太子専門店などの倒産も相次ぎ、業界に大きな影響を及ぼした。これにより、金融機関からの業界を視線も厳しくなっていった。
2011年3月、新駅ビルJR博多シティが開業、九州新幹線が全線開通し西日本の交通の流れが変わった。これにより、業界は大きな転換期をむかえ、新たな需要拡大も期待されている。
3月に発生した東日本大震災による消費マインドの冷え込みは全国的に深刻であったが、九州地区に限っては大型小売店販売額も大きな変動もなく、対前年比で3月が1.2%のプラス、4月が2.1%のプラスとなった。
厳しい業界環境の中で、チャンスをつかめるかどうかは企業の力量にかかっている。今後も様々な視点から、明太子業界に注目していきたい。
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