22日、統合幕僚幹部は、航空自衛隊の2011年度の第1四半期における緊急発進実施状況について発表した。そのうち、中国機に対する第1四半期の緊急発進回数は昨年(10年)同時期が9回だったのに対し、3倍増の27回に増加している。27回のうち2回分は、7月4日と7日に統合幕僚幹部が公表しており、いずれもY-8(情報収集機型)1機であったという。発表された「緊急発進の対象となったロシア機および中国機の飛行パターン例」によると、中国機は沖縄北西、東シナ海の日中中間線上付近にある中国が積極的にガス田の開発を進めている海域の上空を飛行していた模様。
▼関連リンク
平成23年度第1四半期の緊急発進実施状況について
*記事へのご意見はこちら