26日、韓国の大学生16人がデータ・マックス本社を見学に訪れた。彼らは、韓国第3の都市・大邱にある、大邱カトリック大学校で日本語を学んでいる学生たちだ。
データ・マックス本社内では、新入社員3人が日頃から行なっている朝礼を実演。新入社員3人が大きな声で社訓を読み上げると、韓国では朝礼という文化がないせいか、学生たちは驚いた表情を浮かべているようだった。また、質疑応答の時間になると、「データ・マックスの韓国への進出の有無」や「福岡の就職事情」などについて、熱心に質問する姿が見られた。
大邱カトリック大学校は今年6月、九州最大の日本語学校、西日本国際教育学院と友好協定を結び、学院の宮田道郎理事長は大邱カトリック大学校の特任教授に任命されるなど、福岡との親交が深い。
韓国の大学生一行は、初めて福岡を訪れた学生も多いそうで、これまでに、リニューアルされたJR博多シティ、太宰府天満宮、別府温泉などを見て回った。約1か月の滞在期間で、さらにアサヒビール工場の見学や、日本経済大学の訪問を予定している。
【杉本 尚丈】
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