8月11日、副島隆彦氏は「副島隆彦の学問道場 重たい掲示板」において、「現状の政治・経済の緊迫と急展開のこと」と題した13項目にわたる緊急提言(いずれ論文となる骨子・素案)を発表した。以下、転載する(一部修正)。
(2)アメリカのバイデン副大統領が、「日本の次の首相は細野でいい」と首実検(くびじっけん)したあと決めたはずなのだ。中国も、「細野なら呑む」と合意したはずなのだ。米中が合意すれば日本の運命は決められる。40歳では日本人の感覚ではあまりに若すぎるのか。そんなことはあるまい。世界基準では、たしか38歳でフランスの首相になったファビウスがいる。細野の出番は、次の順番である、来年の9月からということになりそうだ。自分より歳の若い人間の下につくのは他の政治家たちにとっては屈辱となるということだろう。
(3)小沢一郎は、10日、自分が育てた150人の議員を集めて勢力を誇示した。実質の日本の最高指導者である小沢一郎が、「細野なら私もよく知っているから支持しよう」と言うと、私は思う。2009年8月の国民との約束であるマニフェストの見直し(約束の廃止)を許すべきでない。
(4)アメリカの大統領には、今のオバマでは、もう保(も)たない。彼は、私の予想(予言)では、来年の3月に、財政政策に完全に失敗して「国家財政の不履行(デフォールト)とドルの暴落の容認(すなわち、ドルの基軸通貨であることからの脱落)」を宣言して、辞任してゆくだろう。
(5)そのあとには、頑固爺(がんこじじい)で「なかなか、厳しいところも切り抜ける」と評価されているバイデン副大統領が、ヒラリーをランニング・メイトである副大統領に指名して、2012年11月投票の米大統領選を戦うだろう。そしてそのあと・・・。 あるいは、オバマがボロボロのまま次の4年に再選されたとしても、そのすぐ後に彼はステップダウンするだろう。何を理由とするかは分からない。
(6)そのバイデンが 私が承認した細野でなぜいけないのか、と、22日に来日するのだろう。私、副島隆彦の予測を甘く見ないでいただきたい。自民党の裏側の一番力のある勢力の支持も、細野なら取り付けることができる。そのように着々と大きな政治は動いている。あとは論文の方で書く。
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