(株)大和食品
問い合わせ増加

(有)フィールド
収益面の強化が課題

■法面工事ほか（鹿児島）／マルトミ工業(株)
【続報】債権者判明　負債総額 ９億9,127万円

代　表 ： 精 冨三丸
所在地 ： 鹿児島市伊敷5-30-1
設　立 ： 1982年１月
資本金 ： 3,000万円
年　商 ： （10/7）７億4,916万円

　弊誌６月９日号「モルグ」にて既報の同社の債権者が判明した。同社は８月８日に鹿児島地裁より破産手続開始決定を受けていた。申請代理人は堂免修弁護士（堂免法律事務所、鹿児島市山下町12-17、電話：099-225-4700）ほか１名。破産管財人は湯ノ口穰弁護士（照国総合法律事務所、鹿児島市照国町13-41、電話：099-226-0100）。負債総額は９億9,127万円。

■水道資材販売（鹿児島）／藤田金物(株)
受注不振　特別清算申請　負債総額 約２億4,000万円

代　表 ： 藤田 達郎
所在地 ： 鹿児島県霧島市隼人町内1068-1
設　立 ： 1954年３月
資本金 ： 1,200万円
年　商 ： （10/3）２億3,764万円

　８月17日、同社は鹿児島地裁に特別清算を申請した。申請代理人は湯ノ口穰弁護士（照国総合法律事務所、鹿児島市照国町13-41、電話：099-226-0100）ほか２名。負債総額は2011年３月期時点で約２億4,000万円。

■土木工事（熊本）／濵岡建設(株)
受注不振　債権者判明　負債総額 約２億2,700万円

代　表 ： 濵岡 誠也
所在地 ： 熊本県玉名郡長洲町大字清源寺1366-1
設　立 ： 1976年９月
資本金 ： 2,000万円
年　商 ： （08/7）１億1,957万円

　７月29日に熊本地裁から破産手続開始決定を受けた同社の債権者が判明した。申請代理人は内川寛弁護士（あおば法律事務所、熊本市京町1-10-8、電話：096-351-1314）。破産管財人は下山和也弁護士（桜樹法律事務所、熊本市水道町14-27、電話：096-278-7205）。負債総額は約２億2,700万円が見込まれる。

■建築工事（熊本）／(株)古民家工房
受注不振　破産手続申請準備中　負債総額 約１億7,500万円

代　表 ： 高岡 達英
所在地 ： 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰5016-1
設　立 ： 2006年８月
資本金 ： 600万円
年　商 ： （10/2）１億4,860万円

　７月25日、同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は吉村俊一弁護士（吉村俊一法律事務所、熊本市本山町304、電話：096-322-4077）。負債総額は約１億7,500万円が見込まれる。

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■特別企画・運送業の未来を語る
後継者が語る次世代リーダーの要件　中小企業の事業承継は「温故知新」
(株)イトキュー　代表取締役社長　中原 昌臣 氏
(株)古沢運送　専務　古澤 吉優 氏

　2011年８月１日、糸島を拠点に花キ輸送を手がける(株)イトキューの中原昌臣（なかはら まさおみ）氏が代表取締役社長に就任した。昌臣氏は創業者社長の長男として先代の事業を引き継ぐとともに、周辺領域での事業拡大をスタートさせた。一方、新聞輸送を行なう(株)古沢運送の古澤吉優（ふるさわ よしまさ）専務も同社３代目の後継者候補として、既存の強みを活かした新規事業を模索している。中小事業者の後継者たちが描く次世代リーダーの要件とは何か。当事者である２名の見解を聞かせてもらった。

○疲弊している業界環境
○自社の強みとできること
○進化し続ける可能性
○後継者の役割

■特別企画・運送業の未来を語る
物流を支え続けてもうすぐ50年　縮小する業界環境に立ち向かう
(有)堀兄弟運送　代表取締役社長　堀 秀明 氏

　来年、創業50周年を迎える(有)堀兄弟運送は、この福岡を拠点に九州の物流を支えてきた。２代目社長の堀秀明氏は、もともと商社に勤めていた経験を活かし、新しい組織づくりに取り組んでいる。そんな堀社長に、縮小する運送業界のなかでどのように生き残りを図っていくのか、その方策について話を聞いた。

○食品輸送に強み
○新しい荷物管理の提案
○飲酒運転撲滅に一役

■流通大競争時代
視界不良の新体制　サンリブ・マルショクグループ

　サンリブ・マルショクグループの新体制が発足した。売上後退に歯止めをかけ、成長力を回復するのが新体制の課題だ。だが、サンリブ社長に就任した菊池信博氏は63歳。内規に従えば１期２年で交替する。短期政権で果たして成長戦略の道筋を付けることができるのか。グループがどこへ進もうとしているのか、針路は見えて来ない。

○新社長は１期２年
○政権たらい回し
○トラウマの「寿屋騒動」
○商業施設開発から撤退
○経費減で利益は改善
○売上減にどう歯止め
○コスト減に限界も
○経営陣の指導力問われる

■企業アーカイブ
日本振興銀行の受け皿に浮上したイオン銀行

　日本振興銀行の受け皿の最終入札がいよいよ始まる。経営破綻した振興銀行の最終的な受け皿に応じる条件を預金保険機構に提出する期限は８月12日。事業計画と買収価格の提示を受けて、預保機構は最終協議に入る。受け皿の公募には内外の企業再生ファンドも応募したが、最有力の譲渡先に浮上しているのが、流通大手イオン傘下のイオン銀行である。

○初のペイオフ適用
○断念した法人向け融資
○イオン銀行とセブン銀行の違い
○中小企業向け融資の取り込みが狙い

■コリアントレンド
「出る杭は叩かれる」岐路に立つサムスン

　サムスン（三星）電子が岐路に立っている。李健煕サムスン会長は４月、「世界で私たちとは関係のない会社までも、サムスンに対する牽制を強めている」と述べ、「出る杭は打たれる原理」を強調していた。最近の情勢は、その危惧を深めるのに十分だ。グーグルは携帯電話企業のモトローラを買収し、サムスンへの締めつけを始めた。アップルは９カ国で20余件の特許侵害訴訟を、サムスンと繰り広げている。アップルは急速にサムスンへの牽制を強めており、快進撃を続けてきたサムスンは、変調をきたし始めている。

○グーグルは携帯モトローラを買収
○訴訟中のアップルはシャープに巨額投資
○違法コピーの横行で低いソフトウェア競争力

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