生活協同組合連合会 グリーンコープ連合
産地偽装発覚!信用失墜
アサヒ衛陶(株)
再建は可能なのか?
■陶磁器卸売(福岡)/(株)ニシヤマ
販売不振 民事再生法適用申請 負債総額 約1億6,000万円
代 表 : 太田 完士
所在地 : 福岡市博多区山王1-14-8
設 立 : 1971年8月
資本金 : 4,500万円
年 商 : (09/8)約2億8,000万円
7月28日、同社は福岡地裁へ民事再生法の適用を申請した。申請代理人は田畠光一弁護士(経営法律事務所北斗、福岡市中央区舞鶴2-2-11、電話:092-717-8200)。負債総額は約1億6,000万円が見込まれる。
■内装工事(福岡)/(株)チームワーク
内装工事/採算割れ 破産手続開始決定 負債総額 約1億6,800万円
代 表 : 古賀 博樹
所在地 : 福岡県春日市一の谷1-140-101
設 立 : 2001年5月
資本金 : 300万円
年 商 : (10/4)2億1,515万円
7月20日、同社は福岡地裁より破産手続開始の決定を受けた。破産管財人は花島正晃弁護士(古賀・西村・花島法律事務所、福岡市中央区大名2-2-26、電話:092-715-1126)。負債総額は約1億6,800万円が見込まれる。
■羊羹製造販売ほか(都道府県名)/(株)増田羊羹総本舗
販売不振 破産手続開始決定 負債総額 約27億5,900万円
代 表 : 増田 一雄
所在地 : 佐賀県小城市小城町255
設 立 : 1974年11月
資本金 : 5,000万円
年 商 : (10/9)約2億1,550万円
7月29日、同社は佐賀地裁に破産手続を申請し、8月1日に破産手続の開始決定を受けた。申請代理人は松田安正弁護士(松田法律事務所、佐賀市中の小路7-5、電話:0952-29-5448)。破産管財人は大川正二郎弁護士(大川法律事務所、佐賀市白山1-4-28、電話:0952-25-5432)。負債総額は約27億5,900万円が見込まれる。
■建築工事ほか(宮崎)/(株)野崎組 ほか2社
建築工事ほか/受注不振 破産手続開始決定 負債総額 約11億円(3社合計)
代 表 : 野崎 義成
所在地 : 宮崎県都城市高城町桜木228-8
設 立 : 1961年7月
資本金 : 2,000万円
年 商 : (10/6)9億2,834万円
8月1日、同社および関連会社の野崎ファーム(株)(同所、代表:野崎恵子)と野崎産業(株)(宮崎県都城市高城町桜木233-1、同代表)は事業を停止し、3日に同社および野崎産業は破産手続開始を申請した。野崎ファームについては、現在破産手続申請準備中。申請代理人は野﨑義弘弁護士(野﨑法律事務所、宮崎市旭1-8-19、電話:0985-28-6024)。負債総額は同社が約8億円、関連会社の野崎ファームが約1億円、野崎産業が約2億円の3社合計で約11億円が見込まれる。
■特集・通販業界の雄 悠香の今後
《検証》『茶のしずく』自主回収問題 責任の所在はどこにあるのか
(株)悠香が販売する、お茶石けん『茶のしずく』によるアレルギー危害が拡大している。今年5月20日から実施している自主回収の遅れが原因とも見られ、独立行政法人国民生活センターは7月14日、緊急記者会見を開催して悠香に対し警告を出した。また、8月1日には東京・神奈川・愛知・大阪の4弁護士会がアレルギー被害ホットラインを実施するなど、被害者救済に向けた動きが活発化している。
○前代未聞の消費者問題に
○不審な悠香の被害者対応
○被害弁護団が発足
○責任は製造販売者?
○医薬部外品の盲点
■特集・通販業界の雄 悠香の今後
悠香よ 被害者の声に耳澄ませ
『茶のしずく』被害者座談会
(株)悠香は自社商品『茶のしずく』石けんによるアレルギー危害が相次ぎ、自主回収に踏み切った。自主回収の最中、東京で開催されたイベントで、同社の中山社長が成功談をスピーチするなど、経営姿勢に批判が集中している。企業の社会的責任(Corporate social responsibility)とは何か―。被害者の緊急座談会を開催し、自主回収問題が残した傷あとから見えてくる課題を探った。
○突然の「腹痛」「けいれん」「呼吸難」
○大掃除中に発症 旅行中にも
○悠香は謝罪より釈明に終始
○監督行政の責任ある対応求む
○悠香は被害の拡大防止に努めよ
■流通大競争時代
成長率上位はDS、ドラッグ独占 勢力交代が鮮明に
九州・山口流通企業35社ランキング
売上成長率上位はディスカウントストア(DS)とドラッグストアが独占―データ・マックスが集計した九州・山口県の主要流通企業35社の前年度決算によると、新興業態が高い伸び率を記録し、伸び悩む既存業態との勢いの差が改めて鮮明になった。百貨店、食品スーパー(SM)などの既存勢力は、売上は伸び悩んだが、経費削減で利益を改善した。デフレ基調が収まらないなか、新興低価格業態が流通の主導権を握り始めた。
○24社が実質増収
○売上首位、今期は交代か
○成長率1位はコスモス薬品
○増益率首位は井筒屋
○経常利益率首位はナフコ
■倒産を追う
再起ならず新体制はわずか1年半で幕
(株)エムズ
店舗内装業者の(株)エムズが8月1日付で破産の準備に入った。貼り紙が貼られた本社地に来ていたある業者は、「今日は現金を回収する日だった」と怒りを通り越し呆れ顔。ここ1、2年の動向を見ていれば、倒産は時間の問題だった。
○元請主体の受注構成 10億円規模にまで成長
○何があったのか 創業社長の突然の死
○保険金は約2億円 回復が予想されたが