(株)MrMAX(本社:福岡市東区)は昨年(2010年)10月、九州第一号のスーパーセンターとして開業した「ミスターマックス春日店」で放射性セシウムを含む稲わらを飼料として与えられた疑いのある牛肉が販売されていた事実を7月22日付で公表していたことがわかった。東京電力福島第一原発の事故後、国の暫定規制値を超える放射性セシウムを含む稲わらを、飼料として与えていた肉牛が出荷されていたことが問題となっているが、福島県が発表した汚染の疑いのある牛411頭について同社が調査を行なったところ、春日店が該当していたというもの。該当牛肉の販売元は、春日店の肉のテナント(業務委託先)の(株)オーエムツーミート。
本件を受け、同社はより安全で安心な商品供給を実施するため、売場において個体識別番号(従来から表示)に加え牛肉の産地の表示を7月22日より実施している。なお、福島県産の牛肉については、当面販売を見合わせており、該当牛肉を購入した消費者に対しては「購入店舗に申し出て欲しい」と、ホームページ上で告知している。
現在、該当牛肉の調査結果が判明次第、同社ホームページにて公開されている模様。
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