北九州商工会議所は、このほど2011年度第1四半期の経営動向調査結果を公表した。調査期間は6月22日から7月8日まで、サンプルは北九州地区の469社。
調査結果によると、第1四半期(4月~6月)の業況判断・売上高・経常利益の主要3項目はすべて悪化。前期第4四半期(1月~3月)には現れなかった東日本大震災の影響が数値としても現れた形となった。
業種別・規模別でもすべてのカテゴリで悪化している。とくに、業種別では製造業、建設業、小売業の悪化の程度が著しく、規模別では大規模企業(300人以上)ほど大きな影響を受けたとされる。
この反動を受けて、第2四半期(7月~9月)の各項目は改善する見込みだが、売上高と経常利益は横ばいあるいは小幅改善にとどまると予測している。
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